撮った写真が手ぶれしていたり暗くなってしまったりと、失敗しない方法を説明します。
ピンボケ写真は人間がつくる失敗で、カメラの性能とは無関係です。
まず写真を撮るときの姿勢。ひどい場合は、シャッターを指で押すと同時に、
カメラと一緒に腕全体を下げてしまう人がいます。これが手ぶれです。
できるだけ手ぶれを起こさないように、撮影時の基本姿勢から確認しておきましょう。
自然な感じで余計な力を入れないように構えるのが基本です。
このとき無理に脇を締める必要はありません。
ゆったり構えるくらいの感じでフラフラしなければ問題ありません。
一眼レフタイプのデジタルカメラの場合、右手はグリップをしっかり握り
左手はレンズを保持するのが基本です。

昼間に撮った写真より夕方暗くなりかけたときや室内写真のほうが手ぶれが起こる
頻度が高いです。
基本姿勢に加えてカメラ自体をしっかりホールドするか、絶対にぶらさないためには
三脚を使うのがベストです。
撮影モードを確認しましょう。
デジタルカメラによりプログラムメニューが違いますが、だいたいの機種では
撮影モードが選択できます。
例えば花などの近接写真や夜景を撮る場合などは、その状況に合った撮影モードに
切り替えれば、カメラが被写体に合わせて適切な設定に調節してくれます。
撮影モードを切り替えるだけできれいな写真が簡単に撮れますが撮影モードが
正しくセットされていないと露出やスピードが狂ってしまうので、失敗写真になって
しまいます。ただし、これはフルオートモードであれば、大体は解決します。
■絞りとシャッタースピードの基本
「絞り」と「シャッタースピード」をコントロールして遊びましょう。
ここではごく簡単に紹介します。
「絞り」とはレンズの明るさを調節する機能です。
レンズから入ってくる光の量を加減します。絞りの数値を大きくする(光の量を少なくする)と、
ピントが合っている前後の範囲(専門用語で「被写界深度」という)が広がったように見えます。
逆に絞りの数値を小さくすると、ピントが合う前後の範囲が狭くなります。意図的に背景を
ぼかしたいときは絞りの数値を小さく、逆に風景写真などで全体をきっちり撮影したいときは
絞りの数値を大きくするなどします。
絞りを開放値にすると意図的に背景をぼかして前景だけピントを合わせてシャープにできる
こんな写真も簡単に撮れます

「シャッタースピード」とはシャッターを切る速度です。
速ければ露光時間が短く(暗くなりやすい)、遅ければシャッターが開いている時間が長く露光量が多くなります(明るくなりやすい)。
よく夜景の写真で自動車のライトが軌跡として流れているものがありますが、これはシャッタースピードの調節で簡単に撮れます。カメラのシーン別撮影機能で「夜景」などを選択しシャッタースピードが長くなるようにするとだれでも簡単に撮影できます。
このとき手持ちでは撮影できませんので三脚を必ず使うことが条件です。
シャッタースピードを2秒くらいに設定すれば、車のライトの軌跡が残る写真を
撮ることができます。
